Senin, 11 Mei 2020

シャープ初の有機ELテレビを発表、65型・55型を5月23日発売 - Engadget日本版

SHARP 有機ELテレビ

SHARP

シャープは5月11日、テレビ11製品を発表しました。注目はシャープとしては初となる有機ELテレビ「CQ1ライン」がラインナップされていること。有機ELテレビは55型と65型の2モデルが発売されます。

テレビ向け有機ELディスプレイは韓国LGディスプレイが大きなシェアを持ち、ここ10年ほどで大型化、低価格化が進展。ディスプレイパネルでは中国メーカーも多く参入しています。

シャープは自社生産のIGZO液晶ディスプレイに強みをもっており、テレビではながらく液晶モデルのみを販売してきましたが、ユーザーや販売店の要望が多かったことから、今回、初の有機ELテレビを投入しました。

今回の有機ELテレビは液晶テレビのブランド「AQUOSブランド」を冠さず、シャープの「4K有機ELテレビ」として発売されます。シャープによると「AQUOSブランドはIGZO液晶のイメージが強いため、有機ELテレビで事実誤認を防ぐため」使用を控えたとしています。

パネルはシャープ製ではなく他社調達。メーカー名は公表されていませんが、大型の高機能有機ELディスプレイは韓国LGディスプレイが独占する状況となっているためシャープもLGから調達しているものと推察されます。

一方、映像エンジンはAQUOSゆずりのものを使用し、シャープならではの映像表現を有機ELでも適用しています。有機ELならではの色表現の豊かさを生かし、新4K衛星放送のカラーマッピング(ITU-R BT.2020)をカバーする、広色域技術「リッチカラーテクノロジープロ」を4Kテレビとしては唯一搭載。コントラストの輝度調節を画素ごとに行う機能も持ち、HDR動画もメリハリをもって表現できます。

SHARP 有機ELテレビ

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BS4K・110度CS 4Kチューナーは録画、視聴用として2基を搭載。動画配信サービスも複数対応し、リモコンには、YouTubeやNetflix、Prime Videoを立ち上げられるダイレクトボタンも用意します。また、シャープの家電の状況を確認できる「COCORO HOME VIEWER」も搭載します。

SHARP 有機ELテレビ

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想定価格は65型の4T-C65CQ1が42万円前後、55型の4T-C55CQ1は28万円前後となっています(いずれも税抜)。

同時発表のIGZO液晶ディスプレイの4K有機ELテレビは低価格版のCL1 40インチで9万5000円からの設定で、高機能版のCN1でも70インチで30万円前後という価格。有機ELテレビは8Kテレビと並ぶプレミアムモデルという位置づけとなっているようです。

シャープはすでにスマホ用の中小型有機ELディスプレイは自社生産を行っていますが、大型有機ELについては「要素技術は開発している(シャープ広報)」という状況。実際に自社生産する場合には大規模な生産ラインを立ち上げる必要があるため、「シャープ製パネルの有機ELテレビ」が今後登場するかどうかは未知数と言えます。

シャープ:ニュースリリース

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2020-05-11 07:05:30Z
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