【NQNニューヨーク=川内資子】18日の米株式相場は3日続伸した。ダウ工業株30種平均は前週末比911ドル95セント高の2万4597ドル37セント(速報値)で終えた。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が強まり、景気敏感株を中心に幅広い銘柄が上昇した。米連邦準備理事会(FRB)や米政府による追加経済対策が米景気を支えるとの見方も買いを後押しした。
米バイオ製薬のモダーナが18日、ワクチンの初期の臨床試験で効果が確認されたと発表した。ワクチンの早期普及への期待が高まった。パウエルFRB議長が17日の米CBSの番組で「米経済が完全に復元するには時間がかかる」と述べる一方、経済対策では「できることはまだ多くある」とも話した。追加的な金融緩和や、米政府による財政出動が今後出てくると受け止められた。
新型コロナの直撃を受けていた空運、ホテルなど旅行・レジャー株が軒並み大幅高となった。航空機需要の持ち直しへの期待から航空機のボーイングが急伸し、化学のダウや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)が大きく上げた。
原油先物相場が上昇し、エクソンモービルなど石油株も高い。パウエル議長が金融緩和策としてマイナス金利の導入を否定したのを受け、JPモルガン・チェースなど金融株も買われた。
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2020-05-18 20:06:34Z
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