東京商工リサーチが10日発表した2022年度の全国の企業倒産(負債額1000万円以上)は、前年度比15・0%増の6880件だった。増加は3年ぶり。前年度は新型コロナウイルス禍対策の政府の資金繰り支援で57年ぶりの低水準だったが、次第に返済期を迎え、物価高も追い打ちとなって増加に転じた。
負債総額は2兆3243億円と2倍弱に膨らんだ。民事再生法の適用を申請した自動車部品大手マレリホールディングス(さいたま市)が半分近くを占めた。新型コロナ関連倒産は46・4%増の2602件。
政府の支援策は実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」で、返済は今夏ごろに本格化する。東京商工リサーチの担当者は「コロナで疲弊した企業の息切れ感が出ており、23年度はさらに倒産が増加する可能性がある」と指摘した。
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2023-04-10 17:00:52Z
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