宇宙開発スタートアップのispace(アイスペース)の株価は、27日も続落する見通しだ。前日終値比25%安の値幅制限いっぱいとなる1190円で、差し引き300万株を超える売り注文になっている。
同社株は、民間で世界初となる月着陸船の月面着陸に失敗したことを受けて前日、25日終値から20%安となる1590円で比例配分されていた。上場して2週間、希望と落胆から株価はジェットコースターのような荒い値動きになっている。
アイスペースは月面着陸の成否が決まる4月26日に先立って、12日に東京証券取引所に上場した。新規株式公開(IPO)での公開価格は254円だったが、月面着陸成功への期待から、株価は一時2373円まで買われる場面があった。
袴田武史最高経営責任者(CEO)は昨日の記者会見で、「投資家に非常に期待してもらっていた」と振り返った。月面着陸のリスクについては、「6年間かけて、外部レビューを入れながらシステムを設計、しっかり蓋然(がいぜん)性を高めてきた。また、情報も開示し「着陸の難しさ」について投資家に話してきたと述べた。
アイスペースは前期(2023年3月期)が113億円の純損失、今期も79億円の赤字を予想する。半面、今期の売上高は61億9600万円と、前の期から6倍超になると予想する。野崎順平最高財務責任者(CFO)によると、今回のミッション前から売り上げが立っているため今期予想への影響は軽微。来期以降については「今言うのは難しい」という。
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2023-04-27 01:35:58Z
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