Jumat, 28 April 2023

日銀植田総裁 “粘り強く金融緩和を続けバランスを見極める” - nhk.or.jp

日銀の植田総裁は28日、就任後、初めてとなる金融政策決定会合に臨み、賃金の上昇を伴った安定的な物価上昇の実現に向けて、粘り強く金融緩和を続ける考えを示しました。

一方で、金融緩和の長期化に伴って副作用が出てきていることも認めざるを得ないとして、政策の効果とのバランスを見極めながら、政策運営にあたることにしています。

日銀の植田総裁は、28日の会見で2%の物価安定目標を実現する可能性が出てきたという認識を示す一方、賃上げの動きが継続し、経済の好循環につながるのか、慎重に見極めるため「もう少し辛抱して粘り強く金融緩和を続けたい」と述べました。

ただ、長期化する金融緩和について植田総裁は「副作用もところどころに出ていることも認めざるを得ない」と述べ、金融緩和の効果と副作用のバランスを見極めながら、機動的に対応する考えも示していて、海外経済の減速などで景気の先行きに不確実性が高まる中、難しいかじ取りを迫られます。

一方、日銀は1990年代後半以降続けてきた金融緩和策について、1年から1年半程度をかけて多角的にレビューを実施することも決めました。

レビューについて植田総裁は、政策の修正に直接つながるものではないと説明しましたが、5年の任期中にレビューの結果を役に立てたいとも述べていて、25年にわたる金融緩和の検証を進めながら、どのような政策を打ち出していくのか注目されます。

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2023-04-28 20:22:29Z
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